2014年モデルARGON18 GALLIUM PRO最速試乗!

こんにちは!試乗インプレと言えば、そう、松尾です!こんにちはagain!

さて今回はFFおなじみのカナダを代表するバイクメーカー『ARGON18』の最新トップモデルGALLIUM PROに試乗してみました。

スクリーンショット(2013-09-24 14.10.00)フレームを見た時からこのバイクは走る!と直感していたのですが、まさかここまで走るとは・・・。

スクリーンショット(2013-09-24 14.09.13)まずスペックですが、重量が790gと非常に軽量に仕上げて仕上げてあります。また、一見してわかるとおり前作から比べると洗練されたスタイリングになってます。リアステー付近の細さは驚きです。

早速ですが、試乗してみました!
長距離やレース強度では無く、フツーに乗っただけですが、一瞬にして良さがわかるバイクでした。

まず剛性感というよりはバネ感を身体全体で感じる事ができ、ペダリングをせずにはいられない気持ちの良さでした!ホイールが軽いことも影響しているかもしれませんが、それを差し引いてもこの気持ち良さを表現できバイクは他になかなか見当たらないのではないでしょうか?乗り心地も最高に良かったです。

また、軽いことで失われがちな安定性ですがトライアスロンで培ったジオメトリーは伊達ではありませんでした。コーナーリングを速度を出しつつバンクさせてみても、路面からの不規則な影響を感じさせない落ち着きの良さで、視界はぶれずにキッチリとライン上をトレースできました。シッティングでも腰を下ろしてしっかり集中してペダリングを出来たと思います。

 

このGALLIUM PROだけではありませんが、最近のバイクのトップグレードに共通する事は、今まで相反するとされてきたことが同時に行えるようになってるということです。
以前までは軽いバイクを設計すると剛性が保てず、形状に頼り剛性感を演出していて、踏み込んでも瞬間的にはグイっと前に出るものの伸びを感じる事が少ないバイクが多かったと思います。
また、コルナゴやグラファイトデザインやTIMEの様にラグ構造にしてしまうと、伸びは感じるものの物理的に重くなってしまう。加えて製作精度を要求されるためコストがかかってしまいました。
それに、乗り心地の良さを求めるとヤワいフレームになってしまったり、メーカー側としてはコンフォート=レースバイクではないという印象を与えてしまうため、必要以上に謳ってこなかった節がありました。

言ってしまえば矛盾が起きずにこれ全部を詰め込めれば最高のフレームになるはずです。
そんなバイクを最近の技術ではつくる事が出来てきているのかなぁと個人的に思います。
GALLIUM PROはそんなバイクで、軽く、バネ感もあり剛性も高い、伸びも感じて乗り心地も最高という死角の無いロードバイクだと思います。
最近乗った14年モデルではTREKのマドンのトップモデルもこんな感じでした。
技術の進歩は凄いです!!!

このGALLIUM PROですがお店での展示が不定期です。もし実物をご覧になりたいという方は事前にお問い合わせください。

 

 

 

 

 

 

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